日産 後任社長エスピノーサ氏 経営立て直しや提携戦略が課題

日産自動車は内田誠社長が業績悪化の経営責任を取る形で今月末で退任するなど経営陣を刷新する人事を発表しました。後任の社長には商品企画の責任者を務めるイヴァン・エスピノーサ氏が就任する予定で、経営の立て直しや提携戦略の練り直しが課題となります。...

悪質リフォーム事件 65%業者利益で契約 売り上げ5年100億円か

無許可でリフォーム工事を行ったとして、「スーパーサラリーマン清水」と名乗る40代の容疑者らが逮捕された事件で、容疑者らは、65%が業者側の利益となる、相場よりも大幅に高い金額で工事契約を結んでいたことが捜査関係者への取材でわかりました。関係する複数のリフォーム業者の売り上げは、5年間でおよそ100億円に上るということで、警視庁が資金の流れなどを調べています。...

アメリカ ウクライナへの軍事情報の共有と軍事支援再開と発表

アメリカとウクライナの両政府は、11日に中東サウジアラビアで行われた高官による協議のあと声明を出しました。このなかでアメリカが一時停止しているウクライナへの軍事情報の共有と軍事支援を再開すると発表しました。2月にホワイトハウスで行われたトランプ大統領とゼレンスキ―大統領との会談では激しい口論となり、その後、トランプ政権はウクライナに対する軍事支援などを一時停止する措置に踏み切っていました。...

フィリピン ドゥテルテ前大統領をICCがあるオランダへ移送

フィリピンのマルコス大統領は会見を開き、ICC=国際刑事裁判所からの逮捕状に基づきフィリピンで逮捕したドゥテルテ前大統領について、ICCがあるオランダのハーグへ飛行機で移送したと発表しました。この中で、マルコス大統領はICPO=国際刑事警察機構を通じてICCの逮捕状を受け取ったと強調したうえで、「これは、国際社会が、民主主義国家のリーダーとして私たちに期待していることだ」と説明しました。ドゥテルテ前大統領は在任中、違法薬物をめぐり、容疑者の殺害もいとわない「麻薬戦争」と呼ばれる強硬な取り締まりを主導...

ダウ 一時600ドル超下落 トランプ大統領 カナダへの関税指示で

11日のニューヨーク株式市場では、トランプ大統領がカナダからの鉄鋼製品とアルミニウムに対してさらに25%の関税を上乗せして50%の関税を課すよう指示したと明らかにしたことを受けて、ダウ平均株価は一時600ドルを超える下落となりました。金融市場では、貿易摩擦の激化によってアメリカの景気や企業の業績にも悪影響が及ぶことへの警戒感が高まっています。...

トランプ大統領 “カナダの鉄鋼 アルミ 関税25%追加 50%に”

アメリカのトランプ大統領はカナダからの鉄鋼製品とアルミニウムに対してさらに追加で25%の関税を課して50%とするよう商務長官に指示したと11日、SNSに投稿しました。トランプ大統領は「これは、12日朝、発効する。脅威にさらされている地域の電力に対する非常事態を宣言する」としています。カナダのオンタリオ州の首相が10日、カナダに対するアメリカの関税措置に抗議するためアメリカへの電力輸出に25%の追加料金を課すと表明したことへの対抗措置とみられます。...

米ウクライナ高官 協議開始 鉱物資源権益めぐる合意つながるか

アメリカのトランプ政権がウクライナでの停戦を目指す中、11日、アメリカとウクライナの高官による協議がサウジアラビアで始まりました。アメリカは停戦に向けたウクライナの意思を確認したいとしていて、両者の間での鉱物資源の権益をめぐる合意や、アメリカによる軍事支援の再開につながるかが焦点となっています。...