中居正広氏(52)の女性トラブルにフジテレビ社員が関与していた問題で、27日に行われる港浩一社長(72)の記者会見が、質問数を制限せずに行われることが25日、明らかになりました。「やり直し会見」として、よりオープンな形式で実施されることになります。通常、大規模な会見では質問できない媒体をなくすため「1人1問まで」と制限するのが一般的ですが、今回は参加媒体や会見時間だけでなく、質問数にも制限を設けず、幅広い質問に対応する形となります。
17日にフジテレビで行われた港社長の定例会見では、記者クラブ加盟社に限定された19社33人が参加。質問数に制限はなかったものの、報道機関による動画撮影が禁止され、クラブ未加盟のウェブ媒体や週刊誌の参加も認められず、「閉鎖的会見」として批判を受けました。
2023年9月、旧ジャニーズ事務所が性加害問題を巡って行った会見では、司会者が「1人1問」と求めたものの、指名された記者が複数の質問を重ね、会見は4時間以上に及びました。
フジテレビの今回の会見は、17日とは異なり、広報局ではなく司会者が未定とされています。また、多くの媒体が参加するため、午後4時に開始して長時間になる可能性があります。
過去の主な質問無制限の会見では、2019年7月、吉本興業が闇営業問題で実施した記者会見では、終了時間を設けず「質問が終わるまで続ける」と明言。約100媒体300人が参加し、各局やインターネットTVで生中継されました。この会見は10分間の休憩を挟み、約5時間半にわたる異例の長時間会見となり話題になりました。
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