【自由通信】連続企業爆破事件で指名手配され、2024年に入院先で死亡した桐島聡容疑者(70)が、亡くなる直前に「建物付近に爆弾を置いた」などと事件への具体的な関与を語っていたことが分かりました。桐島容疑者は、1974年から75年にかけて発生した連続企業爆破事件で指名手配され、約50年間逃亡していましたが、末期の胃がんを患い、2024年に病院で死亡しました。
偽名を使い続けていた桐島容疑者は、亡くなる直前に本名を名乗り、事情聴取の際に「建設会社の間組を狙った爆破事件で、建物の近くに爆弾を運んで置いた」と具体的な証言をしていたことが捜査関係者への取材で判明しました。
聴取は短時間に限られ、動機や背景について詳しい供述は得られなかったということです。