リニア中央新幹線の工事が進む岐阜県中津川市で、トンネル直上の道路が3センチ以上沈下していることが分かりました。JR東海は22日、岐阜県で行われた環境影響評価審査会で、中津川市内の駒場トンネル直上にある市道で、3センチを超える路面沈下が確認されたと発表しました。
JR東海は、市道の路面沈下が3センチを超えた場合は市に報告し、5センチを超えた場合は道路補修の協議を行うと市と合意しています。
同社によると、現在のところ通行止めなどの影響はないとしています。
一方、岐阜県瑞浪市では、工事による地盤沈下が最大7.7センチ確認されており、JR東海は今月18日に工事に伴う水位低下が主な原因の可能性が高いとしています。