中国で呼吸器感染症拡大 インドでも確認、ベトナムは警戒体制

中国で呼吸器感染症拡大 インドでも確認、ベトナムは警戒体制

 中国で呼吸器感染症の一つである「ヒトメタニューモウイルス」の感染拡大が報じられ、6日までに中国メディアが伝えた。インド政府も同日、国内での感染確認を発表し、ベトナム当局は中国の状況を注視しているとした。

 ヒトメタニューモウイルスは2001年に発見され、特に乳幼児に感染しやすく、肺炎や発熱などの急性呼吸器症状を引き起こす。中国メディアによると、このウイルスはインフルエンザと症状が類似しており、見分けがつきにくいという。

 インド政府の発表によれば、南部カルナタカ州で3カ月の女児と8カ月の男児の2人がヒトメタニューモウイルスに感染していたと明らかにした。