トランプ次期米大統領は3日、年末に死去したカーター元大統領の追悼のため、1月20日の大統領就任式当日に国旗が半旗となることに不満を示した。
バイデン大統領は、大統領死去時の慣例に基づき、カーター氏が死去した12月29日から30日間の半旗掲揚を指示している。
トランプ氏は、9日にワシントンで行われるカーター氏の国葬に出席予定だが、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」において「民主党は就任式で国旗が半旗になる可能性に『喜んでいる』」と批判。「彼らは国を愛していない」と投稿し、不満をあらわにした。
さらに「大統領就任式で国旗が半旗になるのは史上初めて」と指摘。「それを歓迎する米国人はいない」と主張している。
一方、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、決定を再検討する予定はないと明言した。