スキンケア製品を手がける「リージュ化粧品」が、SNSでの不適切な投稿に対する批判を受け、5日に謝罪と廃業を発表した。同社は、紅白歌合戦でのダンス&ボーカルグループ「Number_i」のパフォーマンスをめぐる批判的な投稿が波紋を呼び、多くの非難が寄せられていた。
問題となったのは、Number_iのメンバーを「裏切者」と呼び、「目と耳が腐る」と表現した過激な投稿。過去の投稿でもジャニーズ事務所や関連企業への根拠のない批判が散見されており、これらが注目を浴びる事態に。同ブランドは当該投稿を削除し、「過激で失礼な発言を猛省している」と謝罪したが、批判は収まらなかった。
TOBE代表の滝沢秀明氏も、SNSで「事実と異なる投稿がある」とコメントし、関係者への適切な対応を検討すると発表。一方、リージュ化粧品は「責任を取るべく廃業を決定」と明言し、商品販売停止や公式サイト削除などの措置を実施した。
現在、同ブランドのSNSアカウントは謝罪文のみを残し削除予定。Yahoo!ショッピング上の店舗も閉鎖されており、事実上の営業終了に至っている。