電通総研、子会社2社を統合し『電通総研テクノロジー』を設立

電通総研、子会社2社を統合し『電通総研テクノロジー』を設立

 電通総研株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩本浩久)は、国内子会社である株式会社電通総研セキュアソリューションと株式会社電通総研ITを統合し、2026年1月1日付で新会社「株式会社電通総研テクノロジー」を設立することを発表した。

 この統合は、電通総研グループの長期経営ビジョン「Vision 2030」の一環として実施される。​システムインテグレーション事業の開発および運用保守機能を集約し、経営基盤の強化とグループシナジーの拡大を目指す。

 新会社「電通総研テクノロジー」は、ITインフラの設計・構築、運用・保守に関する豊富な実績と知見を持つ電通総研セキュアソリューションと、システム構築に関する高い技術力とノウハウを有する電通総研ITの強みを統合する。​これにより、生成AIをはじめとする先端技術の急速な進化やIT人材の不足など、ビジネス環境の変化に迅速に対応できる強固なソリューションの開発・提供体制を構築する。

 新会社の概要は以下のとおり。

  • 商号:​株式会社電通総研テクノロジー
  • 英文名:​DENTSU SOKEN TECHNOLOGY INC.
  • 本社所在地:​東京都港区港南2-17-1
  • 代表者:​中川雅昭(予定)
  • 資本金:​3億円
  • 株主:​株式会社電通総研 100%
  • 従業員数:​約1,200名
  • 事業内容:​システム開発、インフラ構築および導入支援、システム運用・保守およびカスタマーサービスなど

 電通総研は、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」という企業ビジョンのもと、システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクの3つの機能を連携させ、社会全体の課題解決と進化を支援している。​今回の統合により、電通総研グループはさらなる成長と価値創出を目指し、テクノロジーと人の力で未来を切り拓いていく方針だ。

画像: 電通総研