イスラエル軍、レバノンで大規模空爆 ヒズボラ拠点攻撃で多数死傷

イスラエル軍、レバノンで大規模空爆 ヒズボラ拠点攻撃で多数死傷

 イスラエル軍は22日、レバノン各地にあるイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点とみられる施設を標的に、複数回の空爆を実施した。

 レバノン保健省の発表によると、この攻撃により子ども1人を含む少なくとも7人が死亡し、40人が負傷したという。これは、昨年11月の停戦合意以降、最も激しい衝突となった。

 イスラエル首相府は、ヒズボラによるロケット攻撃への対抗措置として22日午前に空爆を行った後、ネタニヤフ首相とカッツ国防相の指示で夜に「第2波」の攻撃を実施したと発表。また、イスラエル側は「レバノン政府は国内で起こるすべての事態に責任を負う」と強調し、さらなる対立の激化が懸念されている。

画像: TBS