1月1日午前10時ごろ、神奈川県鎌倉市腰越1丁目の国道134号線で、軽乗用車、大型バイクなど計3台が絡む交通事故が発生した。この事故で、大型バイクを運転していた34歳の男性が病院に搬送されたが、死亡が確認された。
鎌倉署は、軽乗用車を運転していた神奈川県綾瀬市在住の18歳の女子高校生(ベトナム国籍)を、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕。その後、状況を詳しく調査した結果、容疑を過失致死に切り替えて捜査を進めている。
警察の調べによると、事故当時、女子生徒は初日の出を見た帰りであり、「居眠りしてしまった」と容疑を認めているということ。現場は片側1車線の直線道路で、軽乗用車が対向車線にはみ出したことで事故が発生したとみられている。
事故の経緯として、軽乗用車がまず対向車線を走行中の乗用車と接触。その後、乗用車の後方を走行していたバイクと正面衝突したとされている。バイクを運転していたのは神奈川県横須賀市に住む会社役員の相原俊也さんで、この衝突により致命傷を負った。
警察は現在、居眠り運転に至った詳しい経緯や、事故当時の状況をさらに調査している。また、女子生徒が運転していた軽乗用車の管理状況や、運転技術、事故防止のための対応策についても調べているとのことだ。