プロ野球選手の違法オンラインカジノ利用、福岡県警が関係者を聴取

 プロ野球選手による違法オンラインカジノの利用が発覚した問題で、福岡県警が福岡ソフトバンクホークスの関係者から任意で事情を聴いていることが5日、捜査関係者の証言により明らかになった。刑法の単純賭博罪には公訴時効(3年)があるため、すでに時効が成立している可能性もあり、慎重な調査が進められている。

 この問題は、オリックスの山岡泰輔投手の利用が発覚したことを受け、日本野球機構(NPB)が各球団に対し、選手やスタッフの実態調査を要請したことで表面化。NPBは2月27日、7球団の計14人が自主申告したと発表した。ただし、申告者の氏名や詳細な内訳は公表されておらず、野球協約で禁止されている野球賭博に関与したケースは確認されていないとしている。