岩手県大船渡市の山林火災、発生から5日目 鎮圧には至らず

岩手県大船渡市の山林火災、発生から5日目 鎮圧には至らず

 岩手県大船渡市で発生した山林火災は、発生から5日目を迎えました。現在も地上と空中から懸命な消火活動が続けられていますが、鎮圧には至っていません。

 JNN取材団「遠く離れた対岸からでも、燃え上がる火柱がはっきりと見えます。炎の勢いが衰える気配はなく、依然として危険な状況が続いています」(TBS NEWS DIG)

 この火災により、昨日午前6時までに大船渡市では約1400ヘクタールが焼失。これは平成以降で最大の林野火災被害となっています。

 大船渡市内の漁港では、自衛隊が消火活動にあたるヘリコプターの安全確認を実施。陸上自衛隊の管制気象隊は、昨日だけで17機ものヘリの運航を支え、空中消火の精度を高める役割を果たしました。

 現場では引き続き、地上からの24時間態勢での消火・警戒を継続。さらに、日中はヘリによる空中消火を強化しています。

Image: IBC岩手放送