1日午前11時半ごろ、滋賀県彦根市の高校で、卒業式を終えた高校3年の女子生徒(18)が教室内で突然襲われ、首をカッターナイフで切りつけられる事件が発生した。負傷した女子生徒は、傷を負いながらも職員室へ助けを求めて駆け込んだ。
通報を受けて警察が駆けつけたところ、現場にいた同学年の男子生徒(18)を殺人未遂の容疑で現行犯逮捕。調べに対し、男子生徒は「殺すつもりで切りつけた」と供述しており、犯行の意図が明確だったことがうかがえる。
この高校では午前中に卒業式が行われており、式の直後に事件が発生したとみられる。警察の調べによると、男子生徒はカッターナイフを事前に用意していた可能性が高く、計画的な犯行だった可能性がある。現在、警察は事件の詳しい経緯や動機を慎重に調べている。