Amazon Prime Video(プライムビデオ)は、4月8日からドラマや映画などの動画配信に広告を導入する。これまで広告なしで楽しめたコンテンツだったが、今後は制限付きで広告が表示されるようになる。また同日から、月額390円で広告をなくせるオプションもスタートする予定だ。
これまでプライムビデオは、人気映画やテレビ番組、Amazon Original作品、スポーツのライブ配信などを提供してきた。番組紹介以外に広告が入ることはなかったが、日本でも広告付きの配信が始まることになった。Amazonは「魅力的なコンテンツへの投資を続け、長期間にわたって拡大するため」と、この変更の理由を説明している。
Amazonプライム会員の他の特典には影響はない。ショッピングや割引、エンターテインメントなどのサービスはこれまで通り利用できる。プライム会員の料金は月額600円、年額5,900円で、こちらも変更はない。
動画配信サービス業界では、広告付きプランが増えている。Netflixは2022年から広告付きプランを始め、広告つきスタンダードは月額890円で提供中だ。ABEMAプレミアムなども有料サービス内で広告付きの割引プランを展開しており、こうした動きが広がっている。
Image: Amazon