【自由通信】米上院はトランプ政権の高官人事を次々と承認し、議論を呼んでいる。適性に疑問を呈する共和党議員もいたが、トランプ大統領が選挙での対抗馬擁立を示唆して圧力をかけ、多くが賛成に転じた。政敵への報復を示唆したパテル氏、性的暴行疑惑のあるヘグセス国防長官、ワクチンに否定的なロバート・ケネディ・ジュニア厚生長官らは、いずれも民主党議員全員が反対したが、僅差で承認された。
上院の定数は100で、勢力は共和党53、民主党系47。賛否が同数の場合、上院議長を務めるバンス副大統領が決定票を投じるため、共和党は反対を3人以下に抑える必要がある。
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