8日午前、大分市の西大分ホーバーターミナルで訓練中のホーバークラフトがクッション材に接触する事故が発生しました。訓練中のホーバー事故は今回で6回目となります。
8日午前11時40分ごろ、大分市の西大分ターミナルで、上陸訓練中のホーバークラフト3番船「Tanso(タンソー)」が衝突防止用のクッション材に接触しました。
この事故で船の左前方部分が約30センチの範囲で2センチほどへこみ、船体に損傷が生じました。
乗船していた船長を含む5人にけがはなかったということです。
運航会社の大分第一ホーバードライブは「突風で船尾があおられたことが原因」と説明し、再発防止策として訓練中でも入港時は誘導員による安全確認を行うとしています。
訓練中のホーバークラフト事故は今回で6回目となります。
この事故の影響で、8日に予定されていた別府湾周遊コースの2便と、9日の2便は欠航となります。
船体の損傷はすぐに修理可能で、国交省の臨時検査後、12日以降に「Tanso」での訓練が再開される見通しです。
image: OBS NEWS