木村拓哉主演『グランメゾン・パリ』映画興収35億円突破 トルコ&韓国でドラマ版リメイク決定

木村拓哉主演『グランメゾン・パリ』映画興収35億円突破 トルコ&韓国でドラマ版リメイク決定

 木村拓哉主演の映画『グランメゾン・パリ』が昨年12月30日の公開から今月5日までの38日間で約244万人を動員し、興行収入が35億円を突破しました。さらに、TBSはトルコの制作会社DASS Yapim(HECE Medyaが仲介)および韓国SLL傘下の制作会社フィルムモンスターと、ドラマ『グランメゾン東京』のリメイク作品開発に合意したことを発表しました。

 この映画は、2019年にTBSの日曜劇場枠で放送され話題を呼んだドラマ『グランメゾン東京』の続編で、料理に人生をかけるフランス料理シェフ尾花夏樹(木村)が、鈴木京香演じる女性シェフ早見倫子と共に三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げる奮闘を描いた物語です。映画公開前日の12月29日には、新作スペシャルドラマが放送されました。

 映画では、三つ星を獲得したその後、尾花と倫子が本場フランス・パリで新店舗「グランメゾン・パリ」を立ち上げ、アジア人初のミシュラン三つ星獲得を目指す奮闘が描かれます。しかし異国での挑戦は厳しく、ガラディナーでの失態をきっかけに、かつての師と「三つ星を取れなければ店を閉め、フランスを去る」と約束する事態に。果たして尾花たちは国境の壁を越えて夢を叶えられるのでしょうか。

 また、ドラマ大国のトルコと韓国で現地放送を目指し、両国プロデューサーの主導で『グランメゾン東京』のリメイク開発が開始されました。

 DASS YapimのCEO Selen Sevigen氏は「個性豊かな登場人物と映像美が魅力のこの作品にトルコならではの文化を融合し、オリジナルに劣らぬ評価を得たい」と述べました。

 フィルムモンスターのCEO Charles Park氏も「韓国的な感情と新たな視点を加え、幅広い共感を届けたい」と語っています。尾花夏樹や早見倫子たちがトルコや韓国でどのように生まれ変わるのか、期待が高まります。

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