江藤拓農相は3日の衆院予算委員会で、米価の高騰が続く中、農林水産省の対応が遅れたという指摘に対し「大いに反省している」と述べた。昨年夏の「令和の米騒動」以降、政府備蓄米の活用を求める声が上がっていたが、農水省は1月31日に制度を見直し、備蓄米を放出できるようにした。これは立憲民主党の神谷裕氏への答弁で、神谷氏は早期対応があれば米価高騰を抑えられたのではないかと指摘した。
江藤氏は市場原理を重視しつつも「国民に安定した食料を届けることは（農水省の）重要な使命だ」と述べた。
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